赤ちゃんの耳の異常に気づいてあげましょう!

耳の中の出来事まで気づくのは難しいことですが・・・

赤ちゃん

赤ちゃんは、中耳炎や外耳炎などの耳のトラブルを起こしやすいもの。
人間の耳は、耳管で喉や鼻とつながっています。また、赤ちゃんの耳管は大人と違って短く水平なため、かぜなどの感染症にかかると喉や鼻からウイルスや細菌が耳管を通って簡単に中耳腔に入り込み、中耳炎を起こしてしまう場合があります。
また、赤ちゃんが吐いた母乳やミルクが耳に入り、外耳炎を起こすこともあります。

ただ、これらの炎症はいずれも狭い耳の中の出来事。耳たぶ自体が腫れるわけではないので、なかなか気づきにくいのです。赤ちゃんが「耳が痛い」と言うことができればいいのですが。
不機嫌な様子が続いていて、しきりに耳に触る、耳にふれると泣く、などのしぐさが見られるときは、耳の病気を疑って受診したほうがいいかもしれません。

赤ちゃんの耳はとても繊細です!

赤ちゃんの耳の中はとてもやわらかく、繊細に出来ています。
大人のように耳の中に耳かきを突っ込んでゴリゴリと耳垢を取る・・・なんていうのはもってのほか。
基本的には耳の中にはお医者さん以外は触らない、というのが原則です。
耳だれが気になっても、耳の入口を拭く程度にしてください。清潔な綿棒であっても、赤ちゃんの耳の粘膜を傷つける可能性があるので、耳の奥は触らないようにしましょう。
また、耳だれが続くような場合であるとか、耳だれが出て、熱もあるようであれば、病院に行ってみてください。最悪の場合、中耳炎で鼓膜が破れている可能性があります。

赤ちゃんの「聞こえ」の問題は、特に難しいのが現実ですが・・・

耳についてもうひとつ注意したいのは、耳の聞こえです。
特に軽い難聴は気がつきにくく、現実にも「言葉の覚えがあまりにも遅いので心配になって調べてみたら難聴だった」という例があとを絶ちません。
難聴は、そのままにしておくと言葉の発達に影響が出てくるので、早めに発見することが大切です。
その発見が難しいのは道理なのですが、自分の子供を発達障害から守るには、「難聴の可能性がないか?」というのを気に留めておいて、よく観察してみてください。
大きな音に驚かない、後ろから声をかけても気がつかない、など気になる様子が見られたら、早めに小児科か耳鼻科を受診してください。